幕末史研究会と陸奥新報のこと

  • 2020.07.02 Thursday
  • 11:39

 お知らせ2点。

 ひとつめは幕末史研究会について。久しぶりに再開されることになったので、その初回に講師をさせて頂くことになりました。ちょうど「歴史街道」の8月号で、幕末の越前への種痘導入について書いたので、それに佐賀での動きも加えて話します。天然痘撲滅のために、密かに香港から牛痘の種を輸入したと言われており、それに関わった人々の努力には頭が下がります。

 幕末史研究会は毎回、私の暮らす吉祥寺で開催されており、作家デビューする前からお世話になっていて、人前で話す訓練もさせてもらいました。そんなホームグラウンドなので、いつもの例会場が取れなかった時とか、急に講師の都合がつかなくなった時などに、ピンチヒッターを務めてきました。今回はコロナ後の不安もあるし、あえて。

 日時、会場など詳しくは↓幕末史研究会のブログで。お近くの方は、ぜひ足をお運びください。

http://bakumatsushikenkyuukai.hatenablog.com/entry/2020/06/17/170144

 もう1点は、今、大分合同新聞で連載中の「万事オーライ 油屋熊八物語」(下の写真)が、今月下旬から陸奥新報でも連載されることになりました。弘前市を中心にした地元紙です。観光業が危機に立たされている今だからこそ、全国どこでも、熊八の頑張りに目を向けて頂きたいです。どうぞ、ご注目ください。

 

「時代小説ザ・ベスト2020」

  • 2020.06.20 Saturday
  • 11:15

 日本文藝家協会編纂の時代小説アンソロジー「時代小説ザ・ベスト2020」に、去年「小説新潮」に書いた短編「雪山越え」が選ばれ、このたび発売になりました。今をときめく書き手の中に、名前を並べて頂いて嬉しいです。カバーも渋くて素敵。

詳しくは集英社のサイト↓で。

http://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-744131-4

 

「梅と水仙」が高校生の夏休みの本に

  • 2020.06.18 Thursday
  • 04:49

 全国学校図書館協議会という社団法人が、毎年「夏休みの本」を、小学生から高校生向きまで各8冊ずつ選定していて、その中の高校生部門に「梅と水仙」を選んでいただけました。「夏休みの本」は別名「緑陰図書」と呼ぶそうです。

 「梅と水仙」は、私のほかの作品と同じく、普通に大人の読者向けに書いたつもりだったので、高校生にも読んでもらえるのかと、正直、意外な気がしました。でも津田梅子の十代、二十代の苦悩と、それを乗り越えていった力を描いているので、確かに高校生にも悪くないのだなと、改めて思った次第です。

 もしかしたら「梅と水仙」を読んで、津田塾大に進学を望む女子高生が現れたりするのかな。かつて私が有吉佐和子を読んで、彼女の母校である東京女子大に行きたいと思ったみたいに。本って人生を変えちゃうかもしれないんだなと思うと、作家としての責任の重さを痛感。

 ともあれ高校生はもちろん、夏休みに家族で読んでいただければ幸いです。家族の物語だし。

「夏休みの本(緑陰図書)」のリスト↓

http://www.j-sla.or.jp/recommend/natsuyasumi-53.html

 

長女のブログ紹介

  • 2020.06.09 Tuesday
  • 09:19

 フランスで仕事をしている、わが家の長女がコロナで外出規制されたのを機に、ちょこちょこブログを書いています。内容はパリでの生活や子育て事情。お産の話には、私も少しだけ登場します。よろしかったら、ちょいとのぞいてみてください。

http://note.com/uemma

大分合同新聞の投書欄で

  • 2020.06.07 Sunday
  • 08:57

 6月4日の大分合同新聞の読者コーナーに、私が連載している「万事オーライ」に関する投書が載りました。投稿なさった方は、拙作の「調印の階段」も読んでらして、その感想も書いてくださっていました。「万事オーライ」も期待しているとのこと。

 今までの地方新聞の連載では、東京に住んでいる身には、面白いのかつまんないのだか、なかなか伝わってこなくて、ちょっと不安でした。終盤になって講演会に呼ばれ、初めて読者の方の反応に触れて、「ああ、みんな喜んでくれてたんだ」と、ようやく安心したり。でも今回は、連載序盤から、こんな投書が載って嬉しいです。

 これから作中で、亀井タマエという女性が登場します。彼女は主人公の愛人だったという説もありますが、はっきりはわかりません。私は金融業をしている年配女性という説を取りました。その辺り、なるべく今の読者に受け入れられやすい展開を心がけています。

 

時代を生きた女たち3回分掲載

  • 2020.06.06 Saturday
  • 12:41

 ORBIS magazineで連載している「時代を生きた女たち」が、好評により6月号では3回分も一挙掲載されました。

 ひとつは、いつもと同じく新しく書いたもので、今月は「赤毛のアン」シリーズでおなじみのモンゴメリ。ベストセラー作家になったけれど、それなりに苦労人です。

 あとふたつは過去に人気のあったものの再掲載で、片方は連載第1回目で書いた大浦お慶。幕末から明治にかけて日本茶の輸出で大成功した長崎の女傑です。今回、ほとんど手入れなかったので、読み返してみると、さすがに今とは文体がちょっと違うなと感じたり。2009年に書いたから、もう11年も前の原稿ですもんね。

 もうひとりは石井桃子。「ノンちゃん雲に乗る」などの童話作家で、「熊のプーさん」の最初の翻訳者です。それにしても今回新作のモンゴメリで連載は110回め。長く読みついでいただけて、ありがたいです。

PR

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM