「大和維新」その後

  • 2018.10.08 Monday
  • 15:23

 先月に発売になった「大和維新」は、いったん大阪府に吸収された奈良県が、ふたたび独立を果たす物語なので、やはり関西方面の書店さんでの動きがいいそうです。

 そんな中で、いつも新刊を献本している編集者から感想のメールが届いたので、添付します。

 

「ひとまず『大和維新』読後感のご報告。面白かったです! そりゃ馴染みがないどころか初めて知った名前が並びますが、「天誅組」がカギとなって、通常ならあり得ない出会いが重なる・・。歴史小説でしか味わえない興奮を味わいながら読み終えました。「できすぎた話だ」という読み方もあるでしょうが、私は大いに賛成します。(中略)今村勤三、いいですねぇ。こうした人たちがいたから、日本もなんとかやってこられたんですねぇ」

 

 やっぱり「面白かった」と言ってもらえるのが、何より嬉しいな〜。

 今村勤三の不屈の精神、きっと鼓舞されるものがあると思います。

 

「ひとり白虎」3刷が決まりました!

  • 2018.09.28 Friday
  • 16:07

 2月に描き下ろし文庫として刊行した「ひとり白虎 会津から長州へ」(集英社文庫)が、なんと3刷決定! ドラマがらみとかでない文庫で、重版だけでも初めてだったのに、3刷とは! 編集者も喜んでくれるし、本当に嬉しいです。白虎隊関係は強いのかなあ。ところで今年も会津祭に行ってきました。会津城天守閣での150年記念の展示は、とても見ごたえがありました。

 

新刊「大和維新」発売になりました。

  • 2018.09.22 Saturday
  • 08:16

新刊の単行本「大和維新」が昨日、新潮社から発売になりました。奈良県が大和国の誇りを保ちつつ、大阪府から独立する物語です。明治維新後、県境の線引に対する不満や見直しは、日本全国どこにでもあったことだし、多くの方に共感していただける内容だと思います。明治維新は、あの戊辰の一年間だけで達成されたのではないので、「大和維新」という題名をつけました。蓬田やすひろさんのカバー絵は、きっと大和の夜明けを表現しているのでしょう。

 

なぜ「大正の后」を書いたのか

  • 2018.09.12 Wednesday
  • 11:40

 なぜ私が「大正の后」を書いたのかを、改めてご説明したいと思います。少し長くなりますし、前にも書いたこともあるかもしれませんが、どうか最後まで読んでいただければ幸いです。

 今から5年前のこと。大河ドラマで「八重の桜」が放送され始めた時、PHPの「歴史街道」編集部から「なぜ会津藩は戦争に踏み切ったか」というテーマで、原稿依頼が来ました。大河ドラマ絡みの特集の一部で、いつも特集は何人かの分担で構成されます。私の小説の師である早乙女貢先生のご縁で、会津のことは、いちおうは心得てはいましたが、会津専門のライターさんはたくさんいるのに、なんで私ごときが、そんな重大なテーマを与えられたのか、頭の中は「?」だらけでした。難しい話だからこそ、あまり硬い文章にならないようにという編集部の配慮だったのかもしれません。

 ともかく、ご依頼いただいたからには頑張るのが信条で、短期間にがむしゃらに調べて原稿を書きました。その時、九条道孝のことを詳しく知りました。「奥州皆敵」と言った世良修蔵の上司だったお公家さんです。もともと九条道孝は親幕府派で、会津には寛大な処置を望んでいました。でも部下の戦いのエネルギーに押され、さらに奥羽越列藩同盟が成立して、戦争が始まる最中、九条道孝はわずかな伴を連れて、東北諸藩を放浪するという苦労をしました。

 そんな文章を書いてしばらく後、大正天皇の皇后さまである貞明皇后が、高円寺の農家に里子に出されて育ったと知りました。高円寺は私の住む吉祥寺から、新宿寄りに4駅目。そんな近くでと勝手に親しみを覚えました。

 それで調べてみたところ、なんと「歴史街道」で書いた九条道孝の四女でした。さらに貞明皇后はご自身の次男である秩父宮に、会津松平家から妃を迎えており、その結婚式が会津藩の正式な降伏日の、ちょうど60年後。さらに調べを進めたところ、昭和天皇のおしるしが若竹で、秩父宮は若松。これはまさしく秩父宮が誕生された時から、会津若松の名誉回復を意識されていたのだと確信しました。きっと父親である九条道孝から引き継いだ夢だったのでしょう。

 そんなことから「大正の后」を書きたいと思いました。でも、まだ時代の新しい皇室ものだし、少し抵抗を感じる編集者もいました。引き受けてくれる編集者がいなくては本になりませんし、無理かなあと案じていたところ、PHPの文芸系の編集者が、たまたま高円寺の出身で、話に乗ってくれました。そんなことを思い返してみると、「歴史街道」であんなに難しいテーマが降り掛かってきたのも、「大正の后」への一歩だったのかもしれません。

 私が参加している幕末史研究会の会長は、武蔵野市生まれの武蔵野市育ちですが、貞明皇后が崩御された時に小学生で、吉祥寺駅西側の交番のある踏切脇に学校総出で立って、八王子の御陵まで御遺体を運ぶ蒸気機関車の、お見送りをしたそうです。そんな大昔の話じゃないんだなあと、つくづく思います。

 庶民感覚を持たれた、かっこいい皇后さまです。平成の改元を前に、ぜひ、ご一読を!

 

「大正の后」が文庫本になりました!

  • 2018.09.08 Saturday
  • 09:38

 2014年にPHPから単行本で出た「大正の后」が「大正の后 昭和への激動」というサブタイトルをつけて、まもなくPHP文芸文庫から発売になります。読書メーターという読者感想のサイトでは、拙作の中で圧倒的に感想の数が多くて、たくさんの方に読んでいただいたのだなと感じ入っています。文庫本は手に取りやすいので、もっともっと多くの方に読んでいただければ幸いです。私自身が、もっとも好きな作品のひとつです。

読書メーター→http://bookmeter.com/books/8244376

 

「咸臨丸、サンフランシスコにて」は3刷

  • 2018.09.05 Wednesday
  • 06:42

「ひとり白虎」の前に書くべきでしたが、2010年に角川文庫から出た「咸臨丸、サンフランシスコにて」が、小さいロットですが、先月末に3刷になりました。歴史文学賞を頂いてデビュー作となった「桑港にて」を加筆、改題した文庫で、ずっとちょこちょこ売れ続けているそうで、私の唯一のロングセラーです。

 

「ひとり白虎」重版きまりました!

  • 2018.09.04 Tuesday
  • 08:13

「ひとり白虎 会津から長州へ」の重版が決まりました!!

買ってくださった皆さん、ありがとうございます!

BS・TBSの「諸説あり」に出たのも効果あったかな。

でもやっぱり飯沼貞吉の生き方に共感して頂けたのでしょう。

とにかく、とっても嬉しいです!!!

東京新聞の書評欄に

  • 2018.04.02 Monday
  • 20:03

昨日、4月1日の東京新聞で、今度は書評欄に「かちがらす」が取り上げられました。

電通大の先生が読んでくださったのですね。嬉しいです。

 

重版の帯が効いてます

  • 2018.04.01 Sunday
  • 17:52

重版した「かちがらす 幕末を読みきった男」が届きました。

帯の左端の黄色い「重版出来!」が効いていますな。

 

重版決まりました!!

  • 2018.03.04 Sunday
  • 18:05

 また大好きな言葉を、小学館の担当編集者から聞きました。「『かちがらす 幕末を読みきった男』の重版、決まりました!」

 佐賀では発売が2月27日だったので、わずか6日間での快挙であります。地元本とはいえ、佐賀の書店さんの売り方が半端ないのです。写真をご覧ください。紀伊國屋書店佐賀店さんですが、私の背後は、ぜんぶ私の本! 店長さんからも嬉しい言葉、「売れてますよ!」 ああ、もう何度でも聞きたい。

 今日、発売記念イベントがあって、また佐賀に来ているのですが、地元の人たちが、とっても喜んでくださっているのがわかって、それがまた、とっても嬉しい。読者の方も、書店さんも、出版社も、みんな喜んでくれて、人の役に立ったのだなーと、しみじみ。

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