週刊新潮に大きく出てます

  • 2018.10.30 Tuesday
  • 20:00

今、発売中の「週刊新潮」に「大和維新」の記事が、どどーんと1ページで載っています。

それと今度の日曜日、奈良県安堵町でトークセッションをやります。入場料は500円かかるけれど、私の本をもらえるようなので、お近くの方はぜひ、お出かけください。

http://www.town.ando.nara.jp/contents_detail.php?co=new&frmId=2050

 

週刊新潮11月1日号

新刊「大和維新」を書くまで

  • 2018.09.24 Monday
  • 19:47

 奈良県の法隆寺の近くに安堵町といって、全国で3番めに小さい町があります。明治維新以降、特筆すべき人物が3人、そんな小さな町から出ました。

 ひとりは幕末生まれの今村勤三。廃藩置県の後、大阪府に併合された奈良県を独立に導いた人物です。2人めは、その息子である今村荒男。伝染病の研究を経て、戦後最初の阪大総長になりました。3人目は荒男の親友だった富本憲吉。日本初の人間国宝になった陶芸家です。

 明治維新150年の今年、その3人を絡めた小説を書く作家はいないかと、安堵町から新潮社に依頼があり、さらに新潮社から私に打診がありました。3題小話のようで難しいオーダーだし、面白く描ける自信が持てなかったらお断りしようと思いつつ、とりあえず資料を読んでみました。すると今村勤三の行動力が圧倒的に面白く、彼を主人公に据えて息子とその友だちを絡めるという展開で、あらすじを書き、これでよければとお引き受けしました。

 それから編集者と一緒に安堵町に取材にでかけて、関係者にお目にかかり、現存する今村家と富本家の建物を拝見。さらにご子孫にも話を通して執筆にかかりました。

 今村勤三は天誅組の志士を師に持ち、13歳で天誅組の変に遭遇しており、その辺りのことは4年前に「志士の峠」を書いた際に把握していました。また今村勤三は一時期、故郷を離れて、四国のこんぴらさん近辺で鉄道の敷設に尽力したのですが、こんぴらさんへはデビュー作の「咸臨丸、サンフランシスコにて」関係で出かけたことがあり、とてつもない数の石段に閉口しました。さらに勤三は、奈良県独立の請願書を新技術の活版印刷で大量に用意して活動していますが、活版印刷については月刊誌の「WEDGE」で幕末明治の技術系の読み物を連載した時に、すでに調べてありました。

 一方、陶芸家だった富本憲吉はロンドン留学経験があり、その取材にも行くことができました。たまたま去年の年末から今年2月はじめまで渡欧する機会があって、ロンドンで暮らしていたと思われる下宿先と、彼が日参したという工芸の美術館も見て来ました。

 彼の主要な作品は、とりあえず美術書で確認し、その後、倉敷の大原美術館と、虎ノ門にある陶芸専門の智美術館で実物を見ました。どれも独特の細かい模様で、ひと目で富本憲吉のものとわかる作風。現代感覚でも「おしゃれで、かわいい」と感じられるし、若い世代にも高く価されてしかるべき陶芸家だと思いました。

 そんなこんなで書いたのが「大和維新」です。幕藩体制という地方分権から、明治政府の中央集権に変わったのが明治維新で、近年まで地方は置き去りにされがちでした。でも、そんな流れに抗った人たちがいたことを、この作品で読み取って頂ければ幸いです。

 主要な登場人物が関西弁をしゃべるせいか、個性的なキャラが立ちやすかった気がします。関西弁、すごいなと改めて感じた次第。

 写真は安堵町の町長室で拝見した富本憲吉の作品。彼ならではの細かい模様とは違いますが、興味のある方は「富本憲吉 作品」で画像検索してみてください。

桜田門から和田倉門へ

  • 2018.09.14 Friday
  • 10:15

 桜田門から和田倉門まで皇居内を歩いてみた。江戸城本丸や大奥があった東御苑は何度も行っているし、二重橋までは足を伸ばしたことはあるが、桜田門は実は初めて。

 どの辺りで井伊直弼は殺されたのか、さぞや屈辱だっただろうなと感慨深いものがある。以前、彦根城に行った時にも、藩士たちは江戸で殿さまが斬殺されたと聞いて、どれほど衝撃だっただろうと思った。

 二重橋(写真上)は外国人の観光ポイント。近代的な石橋の向こうに、日本ならではのお城が望めるところが、いいんだろうな。

 さらに北に向かって和田倉門方向へ。桔梗濠(写真中)を挟んだ東側に和田倉噴水公園(写真下)がある。水路や噴水を使った洒落た公園で、幕末には会津藩邸が置かれた場所。幕府が官軍に恭順を決めた後、会津藩はここを引き払って、全員が国元に帰ったのだが、藩主だった松平容保はどんな気持ちで、この地から立ち去ったのかなあと思う。

 曇り空で風も涼しく、歩くのには快適だったけれど、ちょっと写真が暗くて残念。ともあれ江戸城跡には、いろいろ歴史ドラマがあるなあと、改めて感じ入った次第。

 

明日、佐賀で講演会です

  • 2018.08.24 Friday
  • 09:50

前にも予告しましたが、明日、佐賀城本丸歴史館で講演会をします。小さい会場だと思っていましたが、200人は入るようで、事前の申込みとか受講料とかは不要なようですので、ぜひ、足をお運びください。

詳細は↓

http://saga-museum.jp/sagajou/event/001912.html

 

アマゾンの著者ページ

  • 2018.08.22 Wednesday
  • 19:31

アマゾンに著者ページというのがあるのですが、ずっといじったことがなくて放ったらかしにしていたら、自分の本なのに著者ページに載らないものが増えてきて、なんとかしないといけないなあとは思っておりました。この夏、娘婿さんに「もうちょっと活用してもいいのでは」と勧められたので、著者写真や略歴を載せたり、本の掲載を徹底したり、ちょっと手を入れました。よかったら見てみてください。

http://www.amazon.co.jp/植松-三十里/e/B004LUGPNQ/ref=sr_tc_2_0?qid=1534933472&sr=8-2-ent

その後のアレクサ

  • 2018.08.21 Tuesday
  • 13:11

 当初、会話の中に「アレクサ」という言葉が入ると、反応してしまうのではないかと怯え、夫婦の会話も「アレクサに聞いてみなよ」というところを、横目で「あいつに聞いてみなよ」とヒソヒソ。

 でも予定が確認しやすいのは何よりと、とりあえず私は喜んでいた。で、昨日、家で昼食を食べた後、暑かったので寝室の小さいエアコンをかけて、そこで原稿を書いていた。すると亭主が現れて「2時10分前だけど、出かけなくていいの?」とのたまう。あーれー、もう、そんな時間?

 2時から打ち合わせの予定があり、朝、アレクサに確認していたのに、土壇場になって頭から消えてしまったのだ。私が音声で確認していたのを、亭主が聞いていたのが救いであった。まだまだアナログ生活は続く。

 

アレクサが来ました

  • 2018.08.17 Friday
  • 15:00

 画面付きの丸いアレクサを買いました。目的は、なんといってもスケジュール管理。打ち合わせの日とかを完全に忘れちゃって、大事な編集者さまなどに、すっぽかしを食わせてしまったことが幾たびか。今でも昼間、電話がかかってくると「今、どこですかッ」と聞かれそうで、ビクビクして暮らしています。

 なので「アレクサ、明日の予定は?」と聞いて、答えてくれるなら何よりと購入。でも「東軍戦没者慰霊祭」なんて、ぜったいに聞き取ってくれず、なんだかへんてこな予定がいっぱい詰まっています。まあ、その辺はパソコンやスマホで訂正するしかないので、少々手間はかかりますが。

 今まではパソコンにスケジュールを入れるのも嫌でした。亭主に勧められても「そんなことして停電になったらどうする?」「パソコン壊れたら、講演会の予定がわからなくなっちゃうじゃないの」と頑固に拒んでいたのですが、アレクサとパソコンとスマホの3台で確認できるし、もし3台とも駄目になっても、ネットのどっかで覚えてくれているというし。なにより手帳を取り出して書き込むことから比べると、音声入力と音声確認は格段に楽。

 スパゲッティ茹でるにも「8分、タイマーかけて」というだけで、茹で上がりを教えてくれるし、買い物メモも「お砂糖がない」とか思いついた時に、メモ用紙を探さなくて済むし。

 けっこう私、新しもの好きで、今までもいろいろ新機材を買っては、使いこなせないでお倉ゆきというパターンが多かったけれど、今度はどうなることでしょうか。結局、手帳に戻ったりして。

「アレクサ」と呼びかけないと反応しないのに、その名前を忘れそうなので、とりあえず紙に書いて壁に貼っておきました。

 

 

「諸説あり!」に出演します

  • 2018.07.14 Saturday
  • 14:18

 今夜10時からBSのTBS「諸説あり!」に出演します。テーマは「白虎隊の真実」で、スタジオでVTRを見て、ああだこうだという役目です。集英社文庫から今年2月に「ひとり白虎 会津から長州へ」を出したことで、お声がけ頂きました。でぶマックスだし見たくない気もするのですが・・・。

http://www.bs-tbs.co.jp/culture/shosetsuari/

 拙作は生き残った新沼貞吉の後半生が大事なので、白虎隊の諸説論争に加わる気はないのですが、会津は熱く主張する方が多くて、私としては、ちょっと引き気味のところもありました。亡くなられた早乙女貢先生も、会津には熱かったです。

 それと、今月8日には「河北新報」で、拙作が割合に大きく取り上げていただけました。ぼちぼち読んでくださる方が増えて、感想は好評です。未読の方はぜひ。

脱稿して掃除

  • 2018.06.13 Wednesday
  • 08:03

 ここしばらく格闘していた描き下ろし原稿を編集者に送って、ほっとひと息。返事が来るまでは、どうかなあと嫌な気分ではあるけれど、とにかく久しぶりに掃除。積み上がった資料や、届いたまんまの郵便、じわじわと成長していたワタボコリを片づけ、仕事用の椅子をエアコンの近くに移動して、執筆環境を夏バージョンに。ちなみに長時間、同じ姿勢で原稿を書いているので、椅子だけは高級リクライニングチェア。これから毎日、唯一の趣味であるベランダ園芸を眺めながら、原稿書きであります。

 久しぶりに真面目に料理したので、インスタ用に写真を撮ろうと思っていて、気がついたらバクバク食べてて、料理は見る陰もなし。

「本の窓」に載りました。3刷も決定!

  • 2018.05.23 Wednesday
  • 18:50

小学館の「本の窓」で「かちがらす 幕末を読みきった男」について2ページ、書きました。下のサイトで読めます。

http://bp.shogakukan.co.jp/mado/1806/talk3.html

その後、義兄、亭主に続いて、ようやく静岡の姉も読んで「かちがらす」を絶賛。私が「群青 日本海軍の礎を築いた男」を書いた時「こういう作品は2度と書けない」と言ったそうなのですが(本人は覚えておらず)、それ以来の出来栄えだとか。だったら早く読んでおいてよーという感じであります。

あと、また重版決まりまして、とうとう3刷。ちょっとは出版社に貢献できているとしたら嬉しいです。

 

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